子どものマイナンバーカードの取り方
マイナンバーカード(顔写真付き)は、子どもでも作ることができますが、15歳未満の場合は親同伴で取りに行かなくてはいけません。
今回、私の子ども(2人)のマイナンバーカードを取得してみましたので、その手順を解説してみたいと思います。
申し込み
まず申し込みをします。
緑色の紙の通知カードが送られてきた時に、QRコード付きの「個人番号カード交付申請書」が一緒になっていますので、それを使ってスマホやPC、街中の証明写真機から申請します(スマホと写真機の場合はQRコードを使い、PCの場合は申請書に書かれているIDを使います)。
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse-kinyu/(申請書の見本)
https://www.kojinbango-card.go.jp/kofushinse/(申請方法)
無くしてしまっている場合は、交付申請書のPDFをダウンロードして、記入し、郵送する必要があります(封筒の材料もPDFでダウンロードできます。私も子どものは捨ててしまっていたので、この方法にしました)。
どの方法でも、子どもの正面からの写真を撮る必要があります(白い背景・真顔で)。
特に子どもが小さい場合は、じっとしてくれません(私の子どもたちも、動くわ、笑うわ、変顔するわ・・・)。
子どものマイナンバーカードを取りたい人は頑張ってください。
郵送で申請する場合は、用紙に写真を貼り付ける必要がありますが、印刷は写真用紙でなければならないので要注意です(普通紙では画像が粗いので)。
受け取りに行く
申請後1か月ほどすると、役所から「交付通知書」というハガキが届きます。
宛名面に予約サイトのQRコードがあります(写真はシールをはがした後なのでありませんが)ので、読み取って予約を取っていった方がいいです。
予約しなくてもいけるみたいですが、たぶん待たされます。子どもも連れていかなくてはいけないので、尚更予約しておいた方がいいでしょう。
通信面に必要事項(子どもの住所・氏名)を書きます。
下の「委任状」の欄は、本人(子ども)が来れない場合に書く必要があるように思ったのですが、行ってみたらこの欄も書くように言われたので、事前に書いておいた方がいいと思います。
そして、ハガキ下の方に、暗証番号(電子署名用の6~16ケタ(英数字)と、それ以外の4ケタ(数字))を書く欄がありますので、事前に決めておいて書いておいた方がいいでしょう。
ちなみに、15歳未満の場合は電子署名ができないため、電子署名用の暗証番号が発行されません。そのため、4ケタの暗証番号(数字のみ)だけで大丈夫です。
持っていくものは下記の通りです。
- 上のハガキ
- 子どものマイナンバーの通知カード(残っていたら)
- 子どもの本人確認書類
- 親の本人確認書類
「子どもの本人確認書類」と言っても、免許証などはありませんので、どの家庭にもありそうなもので言えば、【健康保険証】と【こども医療証】がおすすめです。学校からもらった書類で、子どもの名前が書いてあるものでもいいようです。
これらを持ち、子どもと一緒に役所に出向き、手続きをします。
(本人確認が必要なので、子どもも連れていかなくてはならないのですが、これこそオンラインで出来たらなあ~と思わなくもありません。)
役所での手続き(追加の書類を書いたり、タブレット端末に暗証番号を打ち込んで設定したり)が完了すれば、その場でマイナンバーカードを受け取ることができます。
なお、全国の自治体でマイナンバーカードの申し込み手続きが駆け込みで行われているようで、システムが混雑し、すぐにマイナンバーカードを受け取れないこともあるようです(おそらくマイナポイントの関係かと思います)。
まとめ
子どものマイナンバーカード取得手続きは、大人よりも少し面倒です。
電子申告をする機会や本人確認が必要な機会は、子どもの場合は滅多にないので、取らなくてもいいかもしれませんが、取っておくと、子どものマイナポイントも親のキャッシュレス決済手段に紐付けできます。
今年9月からマイナポイントの付与が始まると、さらに混雑しそうなので、マイナンバーカードを持っていない人は今のうちから交付申請書を出すことをおすすめします。