「法人設立ワンストップサービス」で会社の設立も可能になりました!

 
【相続手続き代行についてはこちら】
相続106

 

これまで、会社を設立しようとすると、様々な手続きを様々な行政機関ごとに行う必要があり、とても大変でした。

行政機関 手続き
公証役場 ・定款認証
法務局 ・設立登記
税務署 ・設立届
・青色申告承認申請書
・給与支払事務所等の開設等届出
・その他、税務上の特典や受けたい場合や制度選択をしたい場合の届出書や申請書など
都道府県・市町村 ・設立届
年金事務所 ・健康保険・厚生年金保険新規適用届
・被保険者資格取得届
・被扶養者届
※人を雇っていなくても、社長に役員報酬を出す場合は必要です(3つ目は、扶養家族がいなければ不要)。

※人を雇う場合は、ハローワークや労働基準監督署にも雇用保険や労働保険関係の書類を提出する必要があります。

これらのうち、設立登記以外の部分は、令和2年1月から「法人設立ワンストップサービス」(OSS)によってワンストップで手続きが可能となっていました。

これに加えて、今日(令和3年2月26日)からは【定款認証】と【設立登記】もOSSにて手続きが可能となっています。

また同時に、社会保険手続きや補助金の申請などで必要となる【GビズID】の発行もOSSでできるようになりました。

OSSのサイトにて「問診」を行っていけば、必要な書類を作成する手はずを整えてくれます。

OSSで法人を設立するのに必要なものは、以下の通りです。

  • 代表者(となる人)のマイナンバーカード
  • ICカードリーダーライター
  • PC

私も会社設立の際に経験しましたが、会社設立はあちこちの行政機関を回ったり、書類を出したりしなければならず大変なので、OSSを使うことで大幅な時間の節約になるかもしれません(私はOSSができる前に会社を設立したので、OSSを使った経験がなく、こういう表現にならざるを得ないのですが・・・)。

これから会社を設立しようとお考えの方は、ぜひチャレンジしてみてください。

また、こちらの記事もご参考になれば幸いです。

合同会社の設立の仕方ー「会社設立freee」で実際に設立してみた