最大5,000円分のマイナポイントの申し込みをスマホでやってみました

今年9月1日~来年3月31日の期間限定で「マイナポイント」が導入されます。

その申し込み受付が7月1日から始まりましたので、早速スマホで申し込みをやってみました。

 

マイナポイントとは?

キャッシュレス決済サービス(ICカード、QRコード決済、クレジットカードなど)を利用した時に付与されるポイントのことで、支払った金額の25%分(累計最大5,000円分)のポイントがもらえます(付与されるタイミングは即時だったり、2~3日後だったり、末締め翌月10日払いだったりと、サービスによって異なります)。

このポイントは、従来のポイントと同じように、買い物の代金などに充当することができます。

マイナポイントは、次のような手順で取得・利用します。

  1. マイナンバーカードを取得する。
  2. スマホやPCからマイナポイントの申し込みをする(コンビニや大型商業施設、携帯ショップ、市区町村、郵便局に設置される端末でも予約・申込が可能です)。
  3. 紐付けした決済サービスで買い物やチャージをする。
  4. 買い物やチャージをした後、マイナポイントが付与される(タイミングは決済サービスによって違う)。
  5. マイナポイントを使って買い物をする(決済サービスによってはポイントの有効期限があります)。

 

申し込みに当たって準備するもの

マイナポイントの申し込みは、スマホかPCで行います。
必要なものは下記の通りです。

【スマホ・PC共通】

  • マイナンバーカード
  • 4ケタの暗証番号(数字)
  • キャッシュレス決済サービス どれか1つ

【スマホで申し込む場合】

  • マイナポイントアプリ対応スマホ
  • マイナポイントアプリ(ダウンロードすると下のようなアイコンが現れます)

【PCで申し込む場合】

  • ICカードリーダー(PCで使えるようにソフトをインストールしておく必要があります)

私の場合は、スマホで申し込みましたので、そちらをご紹介します。

 

スマホでマイナポイントを申し込む手順

まず、ダウンロードしたアプリを起動させると、今であればこのような画面が出てきます。

下にスクロールしていくと、このような画面が出てきます。
マイナポイントを申し込む前段階として、マイナポイントの予約と「マイキーID」の発行をしてもらう必要があります(私は以前に予約・発行してもらってましたので、その手順はここでは割愛させていただきます)。

予約・発行が済んでいる場合は、さらに下にスクロールして、【マイナポイントの申込】というところから手続きを進めていきます。

最初にログインする必要がありますが、ここではスマホでマイナンバーカードを読み込ませ、4ケタの暗証番号を入力する必要があります。

私のスマホだけなのでしょうか、中々スマホがマイナンバーカードを読み取ってくれなかったです(PCでやっておけばよかったと少しだけ後悔しました)。

「利用者マイページ」にログインすると、現在の申込状況が表示されます(当然ですが、この段階では「未申込」です)。

【申込へ進む】を押します。

次に、紐付けしたい決済サービスを選択します。

名前で検索もできますし、種類(電子マネー、QRコード決済、クレカなど)から絞り込むこともできます。

 

検索すると、それぞれのサービスの利用方法・付与方法・付与のタイミングが記載されています。
サービスによって違いがあり、それらを比較するならPCの方がやりやすいと、後で気づきました。

私は、普段使いしている「LINE Pay」を選択しました。

 

利用規約を読み、同意して申し込みに進みます。

LINE Payの場合は、「LINE Payナンバー」という11ケタの番号を「決済サービスID」に、携帯電話の番号の下4ケタを「セキュリティコード」として利用します。

1回アプリを閉じて、LINEで「LINE Payナンバー」を確認し、セキュリティコードとともに入力します(セキュリティコードには1~4がありますが、LINE Payでは1だけ入力すればOKです)。

入力できたら、申込状況を確認し、OKなら確定させます。

申し込みが完了すると、メッセージと申込情報が表示されます。

LINE Payの場合は、LINEに申込みが完了した旨のメッセージが後から届きます。

 

余談ですが、マイナポイントアプリで申し込みした後に、【マイナポータル利用者登録の申込】や【マイナンバーカード健康保険証利用の申込】の案内が出てきます。

私はマイナポータルは利用しているので、健康保険証利用だけ申し込みました。

 

どの決済サービスと紐付けするのがいいのか?

複数の決済手段を持っている場合には、どれと紐付けするのがいいか悩んでしまうかと思われます。

ちなみに7月3日現在で、下記のサービスが対象となっています。

一番いいのは、普段からよく使うサービスで申し込むことかと思います。

また、サービスによっては、さらに500ポイントや1,000ポイントを上乗せする独自の取り組みをするところもあるようです(LINE Payは無いようです)。

ただし、付与される条件(チャージや購入の金額が何円以上でないといけないか)や付与のタイミング、付与されたポイントはどのように使えるか、ポイントの有効期限など、色々気を付けないといけないことが多いです。

何より、このマイナポイントを申し込めば、タダで5,000円分のポイントがもらえるわけではありません。

まずその決済サービスを使ってチャージや購入をしないと付与されない(=まずお金を使わないといけない)点だけはよく覚えておいてください。

また、5,000円分のポイントを得ることを目的に、無駄遣いすることもおすすめできません。
チャージや購入をしなければポイントはもらえませんが、チャージや購入をしなかったからといって、逆に何かお金が出ていくということもありませんので。

その意味で、普段よく使うサービスで申し込むのが良いと思われます。
なお、申込時の最初の画面にもあるように、一度申し込んだサービスを変更することはできないので、条件などをよく読んで申し込むようにしましょう。

ちなみにLINE Payは、チャージの仕方として、①銀行口座との紐付けやコンビニATMからのチャージなどの他に、②最近では「VISA LINE Payクレジットカード」との紐付けで、支払時にLINE Payを通してこのクレジットカードで支払えるようになっています(いつでもどちらかを選択することができます)。

LINE Payについては、「VISA LINE Payクレジットカード」の利用ではなく、銀行口座やコンビニATMなどからチャージした残高で支払いをしないと、マイナポイントが付与されないようなので、LINE Payを選択される方は注意してください。

 

まとめ

マイナンバーカードがあれば、未成年者でも申し込むことができます。

子どもがいれば、親が持っている決済サービスと紐付けができるので、この際子どものマイナンバーカードの取得もおすすめします。

ただし、複数人のマイナポイントを1つの決済サービスに付与することはできないようなので、別の決済サービスがあるといいです(私の場合は2人いるので、さらに2つ用意するか、私と妻で子ども用に1つずつ用意する必要があります)。

詳しくは、マイナポイント事業のHPをご参照ください。

また、サービス開始の9月が近付くと、マイナンバーカードの申し込みでまたごった返すかもしれませんので、早めに申し込みしておきましょう。