マイナポータルで児童手当の現況届を提出する方法

以前、「特別定額給付金」の支給申請をマイナポータルから行う方法を紹介しましたが、
今回は、児童手当の現況届をマイナポータルから行う方法を紹介します。

児童手当とは?

お子さんがおられる家庭であれば、あらためて説明する必要もないかもしれませんが、
簡単に説明すると、中学生以下のお子さん1人当たり15,000円/月または10,000円/月が
親に支給される制度です。

毎年2,6,10月の5日に、それぞれ4か月分ずつがまとめて支給されます。

この児童手当をもらうには、毎年6月に「現況届」を市区町村に提出する必要が
あります。

5月末に届出用紙が郵送されてきますので、所定の事項を記載して、押印して
6月末までに返送する必要があります。

これが2019年からは、マイナポータル上でできるようになっています。
(正確には2018年10月からなのですが、例年の手続きは、2019年からです。)

 

マイナポータルから児童手当現況届を提出する手順

準備するものや手順は、特別定額給付金の申請と共通しているところもありますので、
こちらの記事もご参照ください。まず、準備するものは下記の記事と同じです。

 特別定額給付金をマイナポータルで申請してみました

まず、「マイナポータル」と検索して、最初のページの「ぴったりサービス」を
クリックします(現在であれば、特別定額給付金のコーナーのすぐ下です)。

まず、自宅の郵便番号を入力して、お住まいの市区町村を呼び出し、

 

カテゴリーを選択します(今回は、「子育て」→「手当・助成・貸付など」にチェックを入れます)。

大阪市の場合、9件ヒットしますが、下にスクロールしていくと、「児童手当等の現況届」が
出てきますので、チェックを入れて、「申請する」ボタンをクリックします。

次の画面で、手続名にチェックを入れて、「次へすすむ」をクリックします。
(ここまでは特別定額給付金とほぼ同じです。)

次に電子署名付与の動作環境確認です。
対応しているところには自動チェックが入りますが、STEP2の「プライベートブラウズ
モードをオフにしています」のところだけチェックが入っていませんので、画面左上を見て、
「InPrivate」と表示されていなければ、チェックを入れます。

STEP4もチェックを入れて、次へ進みます。

 

(たいていの場合、表示されていないと思いますが、もし表示されていれば、下記のようにオフに設定します。詳しくは検索して調べてみてください。)

次に連絡先(メールアドレス・電話番号)を入力します。

その次は、申請者情報です。
ここは、特別定額給付金と同じなので、5月11日の記事をご参照ください。

4ケタのパスワードを入力したら、現況届の内容を入力します。
配偶者職業の欄(写真6枚目)の「ア」は「被用者」(会社員など)、「イ」は「公務員」を指します。

入力できたら次へ進みます。

次は入力内容の確認、さらにその次は健康保険証の画像を添付します。
その後、6~16ケタの暗証番号を入力して送信します。

送信後は、控えをダウンロードします。

(このあたりも特別定額給付金と同じなので、そちらをご参照ください。)

ちなみに、現況届の手続きでは、下記のように紙で提出しなければならないものが
あるので、私と妻の健康保険証をコピーして、同封の返信用封筒で返送しました。
(健康保険証の画像を添付して申請しているのに・・・)

 

まとめ

最初のカテゴリー選びを見ていただいたらお分かりのように、白抜きのカテゴリー
(=まだ対応していない)が多く、対応しているカテゴリーでも、電子申請ができず、
紙提出が必要な手続きもたくさんあります。

発展途上ではありますが、電子申請でできることが次第に増えていくのではないかと
思います(そう願いたい)ので、今のうちに、できるところからマイナポータルで
申請にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?